大阪府消費者フェア2023にて出展「スマホ関連の契約に関する消費者被害の危険度診断」で、府民に消費者被害の理解を深める取り組みを実施

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■この記事の要約
⚫︎スマホの契約は、消費者と事業者の間に不公平な状況があり、多くの国民が不利な契約をしているという問題意識から、診断を企画しました。
⚫︎診断の目的は、消費者が自分の契約状況を把握し、被害にあっている可能性を自覚することです。
⚫︎診断は、ウェブ開催と会場開催の二つの方法で実施しました。ウェブ開催では、診断動画とチェックシートを大阪府のホームページで公開しました。会場開催では、ファイナンシャルプランナーが対面で診断し、相談窓口につなげます。

出展内容の選定にあたって

 消費者団体 大阪府消費生活リーダー会は、大阪府消費者フェア2023の実行委員として「スマホの契約に関する消費者被害の危険度診断」を出展しました。

 スマホの契約は、多くの国民があいまいでなんとなく不利な契約をしていますが、納得感を得ていません。

 これは、消費者と事業者の間で、情報の量や質、交渉力などに圧倒的な格差があり、消費者契約法の不当な契約や、事業者側に課せられた規律の法令違反の可能性があります。
 その要因で、多くの国民が、スマホなどの通信関連の販売代理店へ行くことに、嫌悪感を感じるまでになってます。

 今回は、スマホ関連で不当な契約や法令違反の被害にあっているかを診断して、消費者被害を自覚していただく目的で全てを進めました。

大阪府消費者フェア2023の開催概要

  • 開催日時:令和5年10月28日(土) 11:00〜15:00
  • 開催場所:大阪府咲洲庁舎1階 フェスパ
  • ウェブ開催:令和5年10月13日(金) 10:00〜11月6日(月)17:00

ウェブ開催の内容

 ウェブ開催の内容は、大阪府のホームページにて、「大阪府消費者フェア2023」のパフォーマンスコーナーと、パネルコーナーにて紹介されています。

  • 診断動画(パフォーマンス)
  • 診断チェックシート(パネルコーナー)
  • チェックシートの解説書(パネルコーナー)
⚫︎診断動画(約19分)

会場開催の内容

 会場開催の当日(10月28日)は、大阪府咲洲庁舎のフェスパの特設ブースにて、当団体会員のファイナンシャルプランナー(FP技能士)が、スマホの契約に関する消費者被害を一人ひとり対面にて診断し、消費者相談窓口につなげます。